うるさい犬のしつけ・飼い犬をしつけるために知っておくべき3つの心得


無駄吠えに困っている飼い主さんは少なくありません。

犬の鳴き声がうるさいと、飼い主さんのストレスにもなりますし、ご近所トラブルに繋がってしまうことも……。
「なんとかしなくちゃ」と思っていながらも、適切なしつけの仕方が分からないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、うるさい犬の適切なしつけの仕方うるさい原因、そして犬の気持ちを読み取る方法について詳しく解説していきます。

 



愛犬・愛猫に長生きして欲しいのなら、必ずこの記事を読んでください。

犬をしつける前に知っておくべき3つの心得

まずは基本的なしつけの方針をしっかり押さえておくことが大切です。
以下の3つのことを徹底してください。

  • 犬が悪いことをしているときは罰を与える
  • 犬が悪いことをやめたときはご褒美を与える
  • 犬に飼い主がリーダーだということを理解させる

多くの人は家族内でしつけの仕方を統一していなかったり、悪いことをしている時に頭を撫でるなど中途半端な態度をとってしまっていたりします。
その結果、犬はどう振舞ったらいいのか、何が正解なのかが分からず混乱したり逆に褒められているのだと勘違いしてしまったりするんです。

しつけの方針は家族全員徹底して守り、妥協しないようにしましょう。

また、犬は上下関係の中で生きてきた動物です。なので、飼い主のことを自分より下だとみなすと自分がリーダーだと思い込んでしまいます
自分がリーダーだと思い込むと、リーダーとして常に周りに気を配って神経質になり、ストレスをためてしまいます。

飼い主がリーダーにならなければ、犬は安心して生活することができないのです。

このストレスはさらなる問題行動へ繋がる可能性もありますので、しっかりと飼い主がリーダーなんだということを理解させる必要があります。

パダワン
オレがリーダーになりたいワン!
飼い主さん
リーダーの仕事をするなら、なっても良いわよ。
パダワン
本当に!? やったー!!
飼い主さん
リーダーの仕事は私の言うことをきっちりと聞くことよ、分かった?
パダワン
はーい!
わさび
はめられてるわよ

 

犬に与えるご褒美・罰の種類

犬に言うことを聞かせるために、ご褒美の例をご紹介します。

犬のしつけ・ご褒美の種類

おやつを与える

吠えるのをやめたらすぐにあげましょう。おやつの量は一口で食べてしまえるサイズで十分です。
少量でも犬は「何かいいことがあった」と認識してくれます。

逆に量が多すぎると食べることに夢中になって何をして褒められたのか分からなくなる恐れがあるので、あげすぎには注意が必要です。

 

なでる

なでると犬がリラックスします。ただし、口の周り尻尾はなでられたくない部位なので注意してください。

 

高い声で褒める

犬は人の高い声を「楽しそう」と判断する習性があるので、褒めるときは高い声で褒めてあげましょう。
なでながら褒めると、より効果的ですよ。

 

犬のしつけ・罰の種類

無視をする

一番おすすめの方法です。犬が吠えるのをやめなくても根気強く無視し続けましょう。

吠えるのをやめたらご褒美をあげてください。

 

低い声で叱る

犬は人間のボディランゲージを理解する能力が高いといわれています。低い声で叱るときは表情、体、声のトーンで「怒っている」と伝えるように意識しましょう。
ここで実際に怒っているかどうかは関係ありません。怒っていても、怒っていなくても犬がしてはいけないことをしたときには、「怒っている」ことを伝えます。

パダワン
(――ドンガラガッシャーン!!)
飼い主さん
パーダーワーンー?
パダワン
(や、やばい……)
飼い主さん
またテーブルの上に上がったのね……。
ま、今日は私ご機嫌だから怒らないであげる♪
まあさ
ピピーッ!
飼い主さん! それはダメですよ!
やっちゃいけないことをしたらどんなに機嫌がいいときでも必ず叱ってください!
そうじゃないとわんちゃんが混乱して、良いことと悪いことの区別がつかなくなってしまいます!
飼い主さん
あら、そうなんですね……。
じゃあ遠慮なく……こらー!!
テーブルの上に上がっちゃいけませんって何回も言ってるでしょー!!ガミガミガミ…ガミガミ……
パダワン
(まあさ…余計なことを……)

叱るときは、犬に恐怖を与えすぎない程度にしてください。
また、殴るのは絶対にやめましょう。犬は何が原因で殴られたのか理解できません。
それどころか人に対して恐怖心を抱いてしまい、吠える・噛み付くといった防衛反応を引き起こすことになります。

また、食事を抜くといった罰も犬はなんで食事が抜かれたのか理解できません。信頼関係が壊れてしまうのでやめましょう。

パダワン
無視されるのが一番こたえるワン……

 


犬がうるさく吠える原因

犬がうるさく吠えるのには必ず原因があります。原因を理解しておけば効果的な対処ができます。
犬がうるさい原因とそれぞれの対処法について説明していきます。

犬が吠える原因・警戒

いつもと違う物音や人影などに警戒して吠えています。

犬が警戒して吠えてしまう場合は、吠えやんだ時にご褒美をあげる、という行動を繰り返し行いましょう

例えば、来客のたびに吠えてしまうなら、友達に協力してもらい、家に入ってきてもらいます。
犬は吠え続けますが、吠えやんだ時にご褒美をあげましょう。

そして、また一旦友達に外に出てもらい、これを繰り返します。
犬にとって警戒の対象をポジティブなものだと学習させてあげてください。

 

犬が吠える原因・要求

かまってもらいたい、食べ物が欲しいといった何かしらの要求を通すために吠えています。

犬が吠えて何かを要求しているとき、吠えている間は無視をしてください
その間にご褒美をあげてしまうと、吠えれば自分の要求が通るんだと勘違いしてしまいます。ずっと吠え続ける犬もいると思いますが、そこは根競べです。

我慢して無視し続けましょう。どうしても吠えやまない場合は、「待て」や「お座り」などの指示を出して、言うことを聞いたらご褒美をあげてください。

犬に吠えてもメリットはないということを学習させましょう。

注意
あまりにも長く吠え続けたり、甲高い声で繰り返し吠える場合は痛みや不調を訴えている可能性があります。
様子がおかしいと思ったら一度病院で診てもらうことをおすすめします。

 

犬が吠える原因・喜び・興奮

楽しい時や興奮した時、気持ちが高まって吠えてしまいます。

犬が興奮して落ち着かないときは、「お座り」や「待て」などの指示を出して、言うことを聞いたらご褒美をあげます。

それでも落ち着かなければ、犬の体からお尻のあたりを抑えてください。じたばた動くのが難しくなるので次第に落ち着いていきます。
そして、落ち着いて吠えやんだらご褒美をあげてください。

興奮をやめればご褒美がもらえる、ということを学習させることが大切です。

まあさ
犬や猫やウサギは痛みを我慢して平静を装う習性があります。
少しでも違和感を感じたら一度病院で診てもらいましょう
飼い主さん
ウーモも痛い所があったら、我慢せず言ってくれていいのよ
ウーモ
僕、最近胸が痛いんだ…。恋しちゃったみたい
飼い主さん
あら!いいことね。応援するわよ。
相手はどんなコかしら?
ウーモ
鏡に映る僕さ…
飼い主さん
痛いのは胸じゃなくてあなたよ

 

犬の吠え方の種類

犬の吠え方を理解しておけば、犬の気持ちや考えていることをある程度把握することができます。
以下の項目はすべて当てはまるとは限りませんので、あくまで目安としてください。

嬉しくて吠えている場合
  • 高いトーンで吠える
  • 左右に尻尾を振る
  • 穏やかな表情で口元が緩んでいる
警戒して吠えている場合
  • 低いトーンで吠える
  • 「ウー」と低いうなり声が混ざる
  • 歯をむき出している
  • 攻撃的になっている場合は、耳が立っていて前向きになり、尻尾は立っている
  • 恐怖心が強い場合は、耳が後ろ向きになり、尻尾を股の間に入れている
遊びに誘うために吠えている
  • 前かがみになり、頭を低く下げ、お尻を高く上げる
うなり声について
甘えたりじゃれたりしているときでも「ウー」とうなり声をあげることがあります。その時の状況を見て判断しましょう。

 

カメマルさん
イタリアでは犬を1日最低3回は散歩させないといけない法律があるみたいじゃぞ
飼い主さん
へー。健康的ねぇ
まあさ
じゃあうちは10回行きましょう。健康のために
わさび
やけに外に出たがってるわね
パダワン
たぶん、こないだ散歩中に出会ったイケメンに、また会いたいんだワン

 

犬のしつけの練習法

犬の集中力がもつのは5分から15分と言われています。
なのでしつけのトレーニングは、犬のヤル気を最大限に引き出すために短時間で行いましょう

 

アイコンタクト

アイコンタクトというコマンド(指示)は、飼い主が犬の名前を呼んだ時、犬がすぐに飼い主の目を見るという動作を指します。

これができるようになれば犬が興奮している状態からでもすぐに落ち着かせることができ、余計な危険を回避することができます。

また、飼い主と犬の上下関係を理解させるという効果もあります。

練習法

  1. 犬の名前を呼ぶ
  2. 犬が飼い主の目を見たらご褒美をあげる
  3. 繰り返す

こちらはドッグトレーナーさんのトレーニング動画です。

 

こちらの飼い主さんの動画も参考にしてみてください。

 

おすわり

ご存知の通り、おすわりのコマンドは犬に座らせるという指示を意味します。

おすわりを習得すれば、犬が興奮しているときでも冷静にさせることができます。
また、お座りをしている状態の犬は、周囲から「しっかりとしつけされている犬なんだな」とみられるので、犬が苦手な人にも安心感を与えることができます。

「おすわり」は他の人に迷惑をかけないようにするためにも、重要なしつけと言えますね。

 

練習法

  1. ご褒美のエサを手の中に入れ、犬の目の前に差し出し注意を引く
  2. 手を徐々に犬の頭の上に持っていき、上を見上げているような体勢にさせる
  3. 犬が座る直前に「おすわり」と言う
  4. 犬がその場に座ったらご褒美のエサを与え、褒めてあげる。
  5. 繰り返す
注意

「おすわり」でも「座れ」でもいいので指示する際の言葉をあらかじめ1つに決めておいてください。
指示の言葉は統一しなければ犬が混乱してしまいます。

ドッグトレーナーさんのトレーニング動画です。

 

パダワン
前から気になってたんだけど、チンチンっていうコマンドはなんだか卑猥だと思うワン
まあさ
何言ってんの、チンチンの語源は「鎮座する」の鎮から来てるのよ
パダワン
そんなの分かるわけないワン。例えばチンチン見せてあげるねっていう輩がいたら……
まあさ
お黙りなさい

 

まとめ

  • 犬が悪いことをしている時は罰を与える
  • 犬が悪いことをやめたときはご褒美を与える
  • 犬に飼い主がリーダーだということを理解させる
  • 罰は無視することが一番おすすめ
  • 罰のために殴ったり、ご飯を抜いたりするのは絶対にしてはいけない
  • 犬が吠えるときは必ず何かしらの原因があるので、原因を理解してしつけることが大切

大切なのは犬の気持ちを理解してあげること。真剣にしつけのトレーニングをすれば、きっと絆も深まって言うことを聞いてくれるようになるはずですよ。




愛犬に長生きして欲しいのなら、必ずこの記事を読んでください。

あなたの大切な家族であり、友である愛犬。その愛犬に長生きしてもらうために大切なコトをまとめました。




ABOUTこの記事をかいた人

駆け出しペットショップ店員まあさ

駆け出しペットショップ店員のまあさです。小さい頃から動物が大好きで、物心ついたときには、自分のペットショップを開くことが夢でした。社会人になって2年目のいま、夢を叶えるために毎日奮闘しています。このサイトでは、私が日々の勉強で培った知識を、「ペットを飼いたいと思っている方」や「ペットとの生活をより良くしたいと思っている方」に向けて、お話させていただきます。