子犬のしつけの順番はとても大切!知っておきたい9つのステップ


子犬しつけ順番に教えていくことは、とても大切なことです。
これは、一つ一つ流れに沿って教えて行けば、成犬になってから教えるよりも、その子が問題行動を起こすことがとても少なくなるからです。

「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、この言葉はワンちゃんにも当てはまります。
生まれてから成犬になるまでの期間は、その子の基本的な性格を形成する一番大切な時期なんです。

パダワン
人の性格もそんなに早く決まるのか……
まあさ
犬の成長速度は人間の7倍の速さだと一般的には言われているけど、最新の研究では、0歳から2歳までは小型犬では約12倍中型犬では約10倍大型犬では約9倍の速さだって言われてるの!
パダワン
そんなに速いのか!ふっ…まあさ……俺の成長スピードに、ついてこれるか……?
まあさ
…と、いうわけで!
今回はしつけの順番と、順番ごとのしつけの内容を見ていきましょう♪

 



愛犬・愛猫に長生きして欲しいのなら、必ずこの記事を読んでください。

いつから子犬をしつける必要があるの?

ワンちゃんは生後3週間から14週間社会化期と言われていて、その時期は二つに分かれます。

一つ目は第一社会期です。生後3週間から5週間で人との触れ合いを通して、基本ルールを教えていきます。この時期は家庭環境に適応するために大切な時期になります。

二つ目は第二社会期と言われて、その子たちの活動範囲や個性が出てくる時期で、家族の一員になり、自分が生きて行く環境(人間社会)に慣れる重要な時期になります。

まあさ
社会化期はパピー期とも呼ばれています。
パピー期の子は好奇心が旺盛ですが、成犬になるにつれてその好奇心は弱くなり、反対に警戒心は強くなってしまいます。
パダワン
そう言われれば、そうだったような……

パピー期の子犬は好奇心が旺盛で、物事を学ぶ絶好の機会と言えるのです。

 

子犬をしつける時のポイント

飼い主さんが愛情を持って根気よくしつけてあげることが大切です。飼い主さんの愛情はその子に伝わりますし、同じ事を何回も教えるのはとても根気が必要です。しつけで大切なルールは家族全員が同じ言葉を使うことです。

まあさ
しつけのための決まった言葉をコマンドと言います。
皆さんも良く聞いたことあると思いますが、「オスワリ」「フセ」「マテ」などですね。

子犬は幼ければ幼いほど、周りの環境に興味をたくさん持ち、なかなか一つの事に集中することができません。
そこで飼い主さんと家族が言葉を別々に使ってしまうと、子犬は覚えることが増えてしまい、しつけに時間がかかるばかりか、成犬になってから一人の言うことは聞くけど、他の家族の人の言うことは聞かない、という状況にもなりかねません。

また、この時期は吸収が速い分、飼い主さんと家族が別々の言葉を使って同じしつけをすると、別のしつけとして覚えてしまう可能性もあります。

家族の一員として迎えるのですから、家族の中でもちゃんと話し合って、同じ言葉を使うようにしましょう。

まあさ
コマンドにはこれと言った決まりはありません
私の友人のコマンドは全て英語でしていました。
パダワン
英語のコマンドってなんかカッコいいなぁ!

 


子犬のしつけの順番

しつけの順番に必要以上にこだわるよりも、出来てないしつけの中で重要度の高いものを優先的に教えてあげることが大切です。

そうしないと、ハウスは覚えたけれども、トイレを覚えていなくて家の中の自分のしやすい場所にしてしまうなど、問題行動が多くなってしまいます。
それでは本末転倒ですよね。

まあさ
ハウス、トイレなどは一緒に教えた方が、その子にとっては理解しやすくなりますし、より効率的にしつけができますよ。

 

【アイコンタクト】人の赤ちゃんレベル

信頼関係を作ることは最も基本で、最も大切なことです。最近のしつけの考え方は主従関係ではなく、信頼関係の構築と考えられるようになってきました。
信頼関係の中の一つに主従関係が入っていると考えるのが良いです。

飼い主さんが主従関係を基にしつけを行なっていくと、飼い主は犬の上に立たなければならない、と考えがちになります。

その結果、その子のリードを強く引いたり叱りすぎたりして、その子が嫌がる方法でしつけをしてしまいます。

犬はオオカミとDNAは99.6%が同じなので、今まではオオカミの行動をモデルとしていました。
オオカミは、過去の研究では「主従関係が一番大事で、強いオオカミに弱いオオカミが従って行動している」と結論付けられていました。

しかし、最近の調査では、主従関係はあるものの、リーダーのオオカミには「この群れには何が一番大切かを考えられる能力、そして他のオオカミに安心をもたらす能力」があるという結果が出ているんです。

まあさ
まさにこれは信頼関係ですね!
人間の場合でも、そういう力がある親の子供は、より素直に、よりたくましく育ちますよね♪

何よりも最初にやらなくてはいけないのは信頼関係の構築なのです。

そして、この信頼関係を築き上げるために有効なのが、アイコンタクトです。犬が飼い主さんに目を向けたら、すぐに目を合わせて愛情を持って見つめてあげると効果的です。

パダワン
こっちが見ても、ソッポ向かれると悲しいもんなぁ……

なかなかアイコンタクトしない場合は、アイコンタクトをしたら、飼い主さんがオヤツを与えて、アイコンタクトは良いことだと思うようにしてあげましょう。

 

【名前】人の赤ちゃんレベル

名前を教える事がしつけ?と思われる飼い主さんもいるかとは思いますが、実は名前を覚えるのはとても大切なことです。

自分の名前を覚えれば、名前を呼ばれた時にすぐに反応するようになります。名前を呼んで反応すれば、飼い主さんに集中し、コミュニケーションが取りやすくなるので、その後のしつけもスムーズに進みます。

名前を呼ぶときは、決して怒って呼んではいけません
飼い主さんが怒りながら名前を呼ぶと「名前を呼ばれると嫌なことが起こる」と子犬の頭にインプットされてしまいます。

パダワン
オレも怒られたら、呼ばれても行きたくなくなるよ!

また、飼い主さんが「〇〇ちゃんこっちにおいで!」などのように、名前と別の言葉をつなげて使う名前を認識できなくなってしまうので注意が必要です。
名前を呼ぶときは「〇〇ちゃん!」とだけ言って、反応するたびにオヤツをあげるなど、その子が喜ぶことをしてあげると効果的です。

パダワン
それは確かに……たくさん覚えるの大変!

名前を覚えるということは、その後のしつけをスムーズにするためにも、重要なステップになってきます。
名前を呼んで飼い主さんを見たら、必ずアイコンタクトをしてあげてください。そうすれば、その子との信頼関係もどんどん強くなっていきますよ!

 

【ハウス】人の幼児レベル

飼い主さんがその子に自分のハウスを教えてあげることは、安全・安心して過ごせる環境を作ってあげることになります。

まあさ
犬は外敵から身を隠す習性があるので、ハウスは大切なスペースになります。そこは自分だけが安心できる環境であり、ストレスが軽減される場所にもなるんですよ。

また、その子がハウスを覚えれば、危険な行動を避けることもできます。
例えば、飼い主さんが外出している最中に、その子が家の中で自由に遊んでしまうと、食べてはいけない物を食べてしまったり、電気のコードを噛んでしまうといった危険がありますよね。

そういった危険から我が子を守るためにも、必ずその子専用のケージを用意してあげましょう。

さらに、動物病院や旅行に行くときに、普段から狭いところに入ってもおとなしく待てるようにしつけ出来ていれば、移動もスムーズになったりと、ハウスを覚えることは良いことずくめなんです。

ハウスをしつけるためには、子犬にとって居心地が良くなるように清潔なマットなどを敷いておき、おやつやおもちゃを使ってケージに入るように誘導します。
その時に「ハウス」などの決まったコマンドを言いましょう。
こうすることで、コマンドと行動が結びつけられるので、覚えやすくなります。

 

【トイレ】人の幼児レベル

トイレのしつけは、飼い主さんにとっても犬にとっても快適な生活を送るために大切です。
好き勝手な場所に自分の排出場所を覚えてしまうと、なかなかその習慣が直らなくて、家全体の清潔感が保てなくなってしまいます。

まあさ
犬は綺麗好きで、自分の生活空間や自分の体を清潔に保とうとします。
だから、自分のハウスから離れたところで排出をするんです。
トイレと一体型のケージが人気ですが、出来るならトイレとケージは別にしてあげましょう。
パダワン
オレだって臭いところは嫌だ!

トイレのしつけは、最初はトイレシーツを敷き詰めた場所に連れていき、上手くできたらオヤツをあげて褒めてあげましょう。
そのときにも「トイレ」などのコマンドを言ってあげて下さい。
トイレシーツの上で出来るようになったら、シーツを敷く範囲を徐々に小さくしていきましょう。

 

【スキンシップ】人の幼児レベル

スキンシップは飼い主さんのその子に対する愛情を直接的に表現できるので、その子を安心させてあげることができます。
上手にしつければ、人に触れられることが好きな犬になって、他の人に触られても嫌がらなくなります。

犬は本能的に触られることを嫌がる場所(お腹や足など)があります。
飼い主さんが自由に好きな場所を触れないとシャンプーをするときなどに、スムーズに行えなくなってしまいます。
しっかりしつけが出来ていれば、病院へ行って診察を受けるときにも役にたちます。

まずは、その子が触られて嬉しい背中などから触れていき、徐々にその範囲を広げて、爪先から耳の先端まで飼い主さんが触っても嫌がらないような状態にしましょう。

まあさ
最終的には、触られても抵抗しなくなり、シャンプーや耳かき、ブラッシングなどのケアが終わるまでじっとしていられるようにしつけることが目標です!

 

【甘噛み】人の幼児レベル

甘噛みは最初は痛いほどではありませんが、子犬の成長は早く、それに伴って力も強くなります。
甘噛みをしつけておかないと、力が強くなった時に、その子は遊んでいるつもりでも、人に怪我をさせてしまう場合があります。

甘噛みをしつける方法は、子犬が飼い主さんの手を甘噛みしたら、「痛い」などと言って声を出すことです。
その瞬間に子犬は驚いて、噛んでいた手を離します。
甘噛みをしなくなったら、おやつをあげて「人を噛まないと良いことがある」と思わせましょう。

子犬の甘噛みは歯の生え変わりからくるムズムズ感や、口を使って遊ぶ習慣などが原因です。
人を甘噛みの対象にさせないように、甘噛み用のおもちゃなどを買って、それで遊ぶようにしつけると良いですね。

 

【オスワリ・マテ・フセ】小学生レベル

オスワリ」「マテ」「フセ」は自制心を教える基本的なコマンドになり、その子を人間社会に適応させるために大切なことです。

例えば、人間でも小学生の頃に自制心を覚えないと、人の言う事ことを聞けない、自己中心的な子に育ってしまいますよね。

犬も同じで、人間社会に適応出来ないと、成犬になったときに問題行動を起こしやすくなってしまいます。

子犬のうちは感情が高ぶりやすく、我慢する事がなかなかできません。
その頃から自制心をしつけるのは、少しかわいそうに思えるかもしれませんが、成犬になってからこれをしつけるのはとても大変です。
子犬のうちだからこそ、しっかりしつけておきましょう。

 

オスワリのしつけ方

手におやつを持ってその子の鼻先に近づけ、その手を上にあげます。
そうすると自然と「オスワリ」の姿勢になるので、このときにコマンドを言いましょう。
それを繰り返しているうちに「オスワリ」と言えばおやつをあげなくても自然と座るようになります。

 

フセのしつけ方

「オスワリ」の姿勢からおやつを持った手を下げていけば、伏せる姿勢になります。
同じようにコマンドを言って、コマンドと「フセ」の姿勢を結び付けてあげましょう。

 

マテのしつけ方

まずは、わんちゃんを「オスワリ」の姿勢にします。その後、その状態のまま少しわんちゃんと距離をとりましょう。
そこで、「オスワリ」の姿勢から動こうとしたら、「マテ」と言って、その子の鼻先におかしを持っていない手を出し、静止させます。

そして、しばらく動かなかったらおやつをあげます。
ここから徐々に距離を伸ばしていって、離れていても動かなければしつけが出来た証拠です。

「マテ」は他の二つと比べると少し難しいので根気強く教えてあげましょう。

まあさ
自制心のしつけは一度に全部教えないようにして、一つ一つしっかり覚えさせて行きましょう。

 

まとめ

  • まずは信頼関係を築きましょう
  • 自制心を教えて人間社会に適応させましょう
  • パピー期の出来るだけ早い段階からしつけを行いましょう
  • コマンド(言葉)は同居人の間で統一して名前などと混ぜないようにしましょう
  • 怒ってしつけるのではなく褒めてしつけましょう

パピー期のときのしつけは、その子の基本的な性格を形成する大切なものです。成犬になってからでもしつけは出来ますが、成犬になってから基本的なしつけを教えるのはとても大変です。
パピー期のうちにしっかりしつけて、飼い主さんにとってもワンちゃんにとっても快適な共同生活を送れるようにしましょう。
その子が人間社会にうまく適応していければ、誰からも愛される良いワンちゃんになりますよ。




愛犬に長生きして欲しいのなら、必ずこの記事を読んでください。

あなたの大切な家族であり、友である愛犬。その愛犬に長生きしてもらうために大切なコトをまとめました。




ABOUTこの記事をかいた人

駆け出しペットショップ店員まあさ

駆け出しペットショップ店員のまあさです。小さい頃から動物が大好きで、物心ついたときには、自分のペットショップを開くことが夢でした。社会人になって2年目のいま、夢を叶えるために毎日奮闘しています。このサイトでは、私が日々の勉強で培った知識を、「ペットを飼いたいと思っている方」や「ペットとの生活をより良くしたいと思っている方」に向けて、お話させていただきます。