金魚すくいの秘訣、飼育のコツまで一挙公開!もう金魚は死なせない!

飼い主さん
まあささん、そこの商店街で金魚すくいをしたら2匹もらったのですが、元気がないんです。
まあさ
金魚は飼育しやすい部類に入るので大丈夫ですよ。
その子が元気になるコツを教えますね。
パダワン
金魚すくいで何匹とったんだ?
飼い主さん
まあささんに教えてもらったやり方で11匹取れました。
パダワン
11匹もどうやったらとれるんだ?
まあさ
金魚すくいにもコツがあるんだよ。早く読みたい方はこちらをクリック!
わさび
2匹しかもらえないなんてケチなお店ね!

 

金魚すくいの金魚が弱っている3つの理由

金魚すくいで使われている水槽は金魚にとっては決していい環境とは言えません。
ですから、家に持ち帰るまでの間、金魚は常に悪い環境にいることになります。

  • 人間にポイですくわれるという恐怖
  • 一つの水槽の中にいっぱい金魚が入っているので常に酸欠状態
  • 金魚をもらって持ち帰るときに袋を揺らされて、車酔いのような状態になる。
ポイ
金魚をすくう道具で一般的に使われているのは、プラスチックの輪に紙を貼ったものです。
モナカポイと言ってモナカの皮でできたポイもあるみたいです。

金魚は人間にすくわれる恐怖から逃げようにも、隠れる場所は無く、ずっとライトに照らされています。
金魚のストレスは常にピークに達している状態なのです。
強いストレスがかかると、人間と同じように病気になったり、ときには突然死してしまうこともあります。

また、金魚すくいの水槽のすみにブクブク(エアーポンプ)がありますが、たくさん金魚が入っていると酸素が足りなくなります
それと、金魚が出すフンなどの泄物は毒なので、たくさん金魚が入っていると非常に危険です

さらに、金魚はお店までの搬送中に揺らされて、金魚すくいでかき回されて、持って帰るまでにまた振り回され……。
これでは弱ってしまって当然ですよね。
せめて、家に持ち帰るときぐらいは、揺らさずにすぐに持って帰りましょう
また、たくさん金魚をもらうときは、水を多めに入れてもらうことで酸欠を少し防ぐことができます。

飼い主さん
可愛そうな金魚……。
金魚鉢に入れて落ち着かせてあげましょう。
まあさ
金魚鉢だと小さすぎますよ。
飼い主さん
金魚は金魚鉢で飼うんじゃないの?
カメマルさん
金魚鉢は観賞用に一時的に金魚を入れて楽しむものであって、飼育用ではないぞぃ。
金魚はよく水を汚すから金魚鉢では小さすぎるのじゃ。

 

金魚にトリートメントをしてストレスと病気から守りましょう

持ち帰った金魚は、それまでのストレスで病気にかかっているかもしれません。
ですから、もし他の金魚を飼っている場合は一緒にしないでください。他の子に病気が移ってしまうかもしれません。
一緒に入れる前に必ずトリートメントをして菌などを落としてあげましょう。

パダワン
トリートメントって…金魚にシャンプーでもするのか?
まあさ
ううん。塩浴と言って塩水で泳いでもらうんだよ。
塩浴をすることで傷や体力を回復することができるの。

水を金魚の体内塩分濃度に近づけてあげることで、金魚に対する負担がなくなり、リラックスできる状態になります。
塩浴は1~2週間ほどやってあげましょう。

 

金魚を塩浴させる準備で気をつけるコツ

塩浴はバケツで大丈夫です。できれば水の交換用に2つ用意しましょう。
水の量ですが、10ℓで3匹が目安です。目安より少ないと、フンなどが原因で中毒死しやすくなります。
どうしても目安より少なくなる場合は、こまめに水を替えてあげてください。

まあさ
バケツを中性洗剤などで洗うときは確実に洗剤を落としてくださいね。

まずは、バケツに水道水を入れますが、水道水にはカルキが入っているので、金魚には有害です。
必ずカルキは抜いてあげましょう。
カルキは1日置いておくと抜けますが、カルキ抜き剤で抜くこともできます。

金魚の体内塩分濃度は0.6%ですので、あまり負担をかけないように塩分の濃度が0.5%の塩を作ります。

1ℓの水に対して5gの塩で0.5%の塩水になります。

まあさ
今回は2匹なので、10ℓのバケツにしましょう。
10ℓなので塩は50gですね。

塩は家にある食塩でも大丈夫ですが、不安な方は塩浴用の塩がペットショップに売っていますので、そちらを使うといいですよ。

カルキを抜いた水に塩を入れてよく溶かせば、塩浴用の水の完成ですが、すぐに金魚を入れないでください。
これは、袋に入っている水と用意した水とでは水温や水質が違うからです
徐々に慣らしてあげないと最悪の場合、金魚が死んでしまいます。
ですから、必ず水合わせを行いましょう。

 

金魚を移動させるときは水合わせをしてストレスを軽減させてあげよう

まずは水温を合わせます
金魚は変温動物なので、水温が変わると体温も変わります。
急な水温の変化は金魚にとってストレスになってしまうのです。

水温を合わせるためには、用意した水に金魚の入った袋を浮かべてください
30分ほどで水温が同じになります。

水温が一定になったら、次は水質を合わせます
袋の中の水を1/3ほど捨てて、捨てた分だけ用意した水を入れて、30分ほど様子を見ます。
これを3~5回くらいやると新しい水に水質が合ってきます。

水温と水質を合わせたら、いよいよバケツに金魚を入れますが、袋の水は入れずに金魚だけを入れましょう。
このとき素手で取って入れるのはNGです。
袋の水や人の手があるので、病気になったり悪化することがあります。すくい網などを使って移してあげましょう。

 

金魚の塩浴中に注意するべきこと

塩浴を始めた日から3日間餌をあげないでください。
目的は、内臓へのストレスをかけないことと、水を汚さないようにすることです。
金魚は1ヶ月くらい食べなくても死なないので、3日間は餌を我慢してもらいましょう。

もし、目に見えて痩せ始めたら、少しだけあげても大丈夫です。
一粒づつ食べたのを確認してからあげてください。

4日目からは餌を少しづつ与えましょう。
一度にたくさんあげないように注意してください。

まあさ
金魚は餌をあげればあげるだけ食べるので、食べさせすぎないようにしましょう。

塩浴中のバケツにも、金魚が酸欠にならないようにエアーポンプをつけてあげましょう。

塩浴中は1日1回水換えをしてあげてください。
換える水は半分くらいで大丈夫ですが、フンが多かったり、水が濁っていたりするときは、全部交換しましょう。

また、このときも水温が違い過ぎないように注意してください。

わさび
あれ?元気ないわね…コンコン。食べちゃっていいのかしら。
カメマルさん
これこれ、バケツを叩いたり脅したりするとストレスで死んでしまうぞぃ。

 

金魚を水槽で飼う準備をしよう

元気になった金魚に長生きしてもらうために水槽をセッティングしていきましょう。
水槽は、できれば金魚を入れる1週間くらい前に用意しましょう。
金魚は排泄物による中毒死が非常に多いので、その1週間でバクテリアに排泄物を分解してもらうための環境づくりをします。

 

水槽のセッティングその1「水槽の準備」

まずは、水槽を水洗いしてほこりやゴミを落とします。

次に水槽を水を入れていない状態で、水槽を置きたい場所に設置しましょう。
置く場所は直射日光の当たらない場所で、傾きのない安定した場所にしてください。

水が直射日光に当たってしまうと、水温が変化してしまい、それが金魚のストレスになります。
また、水槽に水を入れると非常に重くたくなるので、安定した場所でないと水槽に負荷がかかり破損などの原因になります。

水槽の大きさですが、3匹までは30㎝で大丈夫です。
しかし、金魚は成長のスピードが早いので45㎝をオススメします。

 

水槽のセッティングその2「砂利を敷く」

バクテリアを繁殖させるため水槽に砂利を敷きます。
バクテリアは排泄物や食べ残しを分解してくれるので、金魚にとって良い環境を作るために大切な存在です。
このバクテリアの繁殖には1週間以上かかります。

砂利は洗わなくていいものもありますが、きちんと洗わないと濁ってしまうものもあるので、しっかりと説明書を読んでおきましょう。

砂利を入れたら、ろ過フィルターを設置していきます。
水槽内の水をろ過するための装置です。今回は5種類のフィルターを紹介します。

投げ込み式

投げ込み式は水槽の中に入れて使用するのでどんな水槽にも使えます
ろ過能力は低いです。

外掛け式

外掛け式はろ過能力は低いですが、安くて場所を取らないという利点があります。
小さくてあまり金魚がいない水槽におススメです。

上部式

上部式メンテナンスが楽ですが、水槽の上部をに置くので見栄えが悪く照明の設置に困ります。
45㎝以上の水槽に設置できるので小さい水槽には向いていません
それと、モーター音が少し気になります。

底面式

底面式は砂利の下に敷いて使うものなので砂利の前に敷いてください。
ろ過能力はかなり高いのですが、底に溜まったゴミで目詰まりすることがあるのでメンテナンスが必要です。

外部式

外部式は大きくて水槽とは別に設置するスペースが必要です。
金額が高いだけあって、ろ過能力が高く音も静かです。
金魚がたくさんいたり、大きくても使用できます。

ちなみに、金魚の水槽内に流木などをいれるのは、あまりおすすめしません。
金魚は泳ぐのが下手なので、身体やヒレが流木に当たってケガをしてしまうことがあります。

それでも流木を入れたいというときは、あく抜きをしてください。
そのまま入れると、水が濁ってしまいます。
バケツなどに水と流木を入れて1~2ヶ月置いておくことであく抜きができます。

 

水槽のセッティングその3「水・水草を入れる」

水を入れていきます。水の量は8分目がちょうどいいです。
水が入ったら、ろ過フィルターのスイッチをONにして、カルキ抜き剤や市販のバクテリアを入れます。
バクテリアのいない場所に金魚を入れるのは危険なので、バクテリアを入れることをおすすめします。

ちなみに、パイロットフィッシュを入れるとバクテリアの繁殖が早くなります。

パイロットフィッシュ
水槽をセットしたときにバクテリアの繁殖を促すために、丈夫な観賞魚魚を入れることです。
パイロットフィッシュという名前の魚ではありません。
金魚なら和金(金魚すくいに一番多い種類)もパイロットフィッシュになります。

水を入れたら、最後に水草を入れましょう。
水草は金魚にとっては隠れ家にもなり、非常食にもなり、産卵場所にもなります。
万が一餌をあげ忘れても安心ですね。

水草はカボンバ、マツモ、アナカリスなどがおすすめです。

水草に付いている鉛やスポンジは取ってから入れてください。
鉛は溶けると毒になり、スポンジには害虫が紛れ込んでいる可能性があります。

水草に農薬が付いていることもあるので注意が必要です。
農薬の影響で金魚が全滅なんて、目も当てられませんよね…。農薬はバケツに水を入れて、1週間ほどつけておくと取り除くことができます。
もっと早く農薬を取りたいという方は、除去剤を使うと良いでしょう。

 

塩浴の終わった金魚を水槽に入れて飼育しよう

金魚を水槽に入れますが、塩浴をさせたときと同じように、水合わせをしてから入れてあげましょう。
今まで泳いでいた水と金魚を袋に入れて、水温を合わせます

そのあとで、水を半分捨てて、水槽の水を捨てた量入れます。
それを3~5回やって水質を合わせます

水合わせが完了したら、あとは金魚を入れて飼育を始めましょう。

餌は1日1回で、量は金魚の頭の1/5くらいを与えましょう。
餌が少なくて死ぬことはありません。逆に与えすぎると死んでしまいます。

餌は水槽に溶けると水が汚れるので、目安としては3分以内に食べれる量を入れてください。

まあさ
食べ残しはすぐにすくい取ってくださいね。

同じ水槽に違う種類の金魚が入っているとき要注意です。
泳ぎの遅い金魚はご飯が食べれないことがあります。
仲良く餌を食べてるように見えて、食べるスピードが違うことがあるのでよく見てあげてください。

水換えですが、最初の1ヶ月はバクテリアが少なく、排泄物が分解されづらいので、毎日水槽の20%くらいの水を換えましょう。
1ヶ月以上経ったあとは、夏は1週間に1回、冬は2週間に1回の頻度で水槽の半分の水を換えてください。

水の換え方ですが、まずはバケツへ水槽に入れる分の水を入れ、カルキを抜いておきます。
そして、水槽の水を水換えホースで別のバケツに出していきます。

汚れた水を抜いたら、カルキ抜きした新しい水をゆっくり水槽に入れていきます。
温度差が大きいと金魚が体調不良になりますので水温に注意しましょう。

最後にヒーターですが、基本的にヒーターは必要ありませんが、昼夜の寒暖差が大きい場所でしたら必要になります。
また、水温が2~25℃の間は白点病の原因となる寄生虫が繁殖しやすくなるので注意が必要です。

白点病
金魚ではよくある病気で、小さな白い点がたくさんできます。
進行すると点の数が増えて金魚が弱っていきます。
白点病は感染するので、感染した子は他の金魚から離してあげましょう。
治療方法は塩浴に薬を入れる薬浴を7~10日ほどすると治ります。
水温が低い場合はヒーターを付けると完治が早くなります。

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金魚すくいで知っておきたい金魚をたくさん取るコツ

まあさ
それでは、ここからは金魚すくいで金魚を取るコツをお教えします♪
あ、お祭りに行く前に塩浴用の水を用意してから出かけましょうね!

 

金魚すくいのコツその1「お店選び」

まずはお店選びです。
ポイの紙の厚みが4号から7号まであって、4号が厚くて7号が一番薄いんです。
お店によって置いてるポイの厚みが違うので、たくさんすくっている人が目安になります。
ポイの入った箱に何号のポイか書かれているので見れると一番いいですね。

店員さんがポイを2種類持っていて、子供や女性に厚めのポイを渡しているお店もあります。
そういうときは、男性は薄いポイを渡されるので、女性や子供に買ってもらうといいかもしれません。

まあさ
金魚を持って帰りたい人は、もらえる条件も確認しましょう。
わさび
11匹も取ったのに、2匹しかもらえなかったもんね……。

 

金魚すくいのコツその2「元気のない子を狙え!」

次は金魚の状態をみてみましょう。
水が濁っていたり、金魚がいっぱい入っているお店だと弱っているのですくいやすいです。

お祭りの最終日は特に金魚が疲れ切っているのでたくさんすくうチャンスです。
水面でパクパクしている子は酸欠状態であまり元気がないのでこういう子を狙いましょう

まあさ
弱ってる子を狙うなんて少し可哀そうな気もしますが、救ってあげるつもりですくってあげてください!
パダワン
……。

ちなみに、大きな金魚や出目金などの重そうな魚は、紙破りと言ってポイを破るために存在します。
大きな金魚は狙わないようにしましょう。

 

金魚すくいのコツその3「ポイの向きに注意!」

ポイの形状についてお話をします。
ポイはプラスチックの上に紙が貼られています。
紙の貼ってある方が上にくるように持ちましょう。紙が下にあると、水を多くすくってしまうので破れやすくなります。

まあさ
初めはなかなか取れなくて悔しい思いをすると思いますが、イライラしてポイをポイしないようにしてくださいね!
パダワン
…………。

 

金魚すくいのコツその4「紙を破かないポイさばき!」

金魚をすくうポイントですが、まずはポイに水の抵抗を与えないことです。
初心者のポイが破れる原因は金魚が重いのではなく、ポイに水圧がかかっているからなのです。
水の中に入れるときはポイを水面に対して斜めにして、紙に抵抗を与えないように入れましょう。

たまに、紙の半分だけ濡らしている人がいますが、濡れているところと濡れていないところの境目がとても破れやすくなりますので、思い切って全部濡らしてしまいましょう。

ポイを斜めに入れて、ある程度の深さまで入ったらポイを水平にします。
ポイを水平にすると、どうしても水の中に手が入って濡れてしまうので濡れても大丈夫なよう準備しておいてください。

パダワン
金魚を取るために我慢するワン。

ポイを水平に保ったまま金魚の下まで移動します。
水面に近い金魚を狙って、追いかけるのではなくポイに向かってくる子を狙います
しっぽを追いかけても逃げられるだけなので、やめましょう。

そして、金魚の頭がポイの真ん中に来たとき引き上げます
真上に引き上げるのではなく、少し斜めにして水圧がかからないようにしましょう。

まあさ
金魚に気付かれないようにゆっくり上げていきましょう。
カメマルさん
水は重いから出来るだけ水を切ってから金魚を器に入れるんじゃぞ。

水から出したポイを傾けて水を切るとポイが破れにくくなります。
金魚すくいの参考動画を貼っておきました。

 

まとめ

  • 金魚すくいの金魚は家に持って帰るまでにストレスや排泄物のなどで弱っている。
  • 弱っている金魚にトリートメントをして、健康体に戻ってもらいましょう。
  • トリートメントが終わった金魚は水を汚しても大丈夫なように大きめの水槽で飼育しましょう。
まあさ
金魚はストレスを溜めやすいので、水合わせ塩浴をして負担をできるだけ減らしてあげましょう。
金魚はすぐに死んでしまうイメージがありますが、コツさえ知れば難しくないですよ。
飼い主さん
金魚すくいはポイに水圧をかけないよう意識すれば、たくさんとれるようになりますよ。
是非、一度チャレンジしてみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

駆け出しペットショップ店員まあさ

駆け出しペットショップ店員のまあさです。小さい頃から動物が大好きで、物心ついたときには、自分のペットショップを開くことが夢でした。社会人になって2年目のいま、夢を叶えるために毎日奮闘しています。このサイトでは、私が日々の勉強で培った知識を、「ペットを飼いたいと思っている方」や「ペットとの生活をより良くしたいと思っている方」に向けて、お話させていただきます。