子犬のしつけは怒り方が大切!そのしつけもしかしたら逆効果かも…?

まあさ
子犬しつけをする上でどうしても感情的な怒り方をしてしまうこともありますよね。
飼い主さん
はい…
昨日も帰ってきたらイタズラしてたのでつい怒鳴ってしまいました…。
まあさ
子犬を飼う人は必死ですし、皆さんわからないことだらけですから当然です。
犬も飼い主さんもひとつひとつ正しいことを学習して一緒に成長すればいいだけですよ。
今日は子犬に対するしつけや怒り方についてご紹介します。一緒に確認していきましょう!

 

『怒る』と『叱る』の根本的な違い

自分のために「怒る」相手のために「叱る」

「怒る」ということ

「怒る」とは、自分に良くないことをした相手へ、自分の“怒り”というわがままな感情をぶつけることだと思います。
極端な話、“怒ることによって自分の感情が満たされればいい”といったネガティブなものだと思います。

人間は感情を持ちます。
犬がイタズラをしたり、トイレの粗相をしてしまうとカッとなってしまいます。
カッとなってしまうこと自体は否定しません。

しかし、まず理解していただきたいのは
その場の感情で怒りをぶつけるという行為、それは犬にとってしつけではないということです。

犬との生活を始めたとき、幸せな楽しい日々を思い浮かべたはずです。
しかし、人間の感情をぶつけるだけでは犬も人間も幸せにはなれるはずがありません。

「叱る」ということ

一方「叱る」とは、より良い方向へ導くことだと思います。
人や社会にとって良くない行動を止めさせ、犬の安全や健康を守るためのポジティブなものですね。

叱るときは「正しい行動を教える」ということまでが「叱る」ということだと思います。

その場の感情で怒りをぶつけるのはしつけじゃない…
正しい行動を教えるということまでが叱る…
良い言葉だ。オレの飼い主にも教えてやりたい

上手な子犬の叱り方

①叱るときは短くはっきりと

叱るときの言葉は「ダメ!」「ノー!」「イケナイ!」といったように短い言葉ではっきりと伝えましょう。
家族で叱るときの言葉を統一しておくことも大切ですね。

「これは私の大切なものなの!だから噛んじゃだめなの!わかった!?」

まあさ
このように飼い主さんが力説したくなる気持ちもわかります。
しかし、子犬は言葉を理解できないため、残念ながら伝わってはいないでしょう。

②野太い低い声で

低い声の目安は犬の唸り声くらいです。
更に、立ったまま見下ろすように言うことで犬にプレッシャーを与えることができて効果的です。

このとき背中を丸める、耳を後ろに垂らす、上目遣いになるなどの様子が見られると、叱られている状況を理解できているといえるでしょう。

③大きな音を出す

叱るときに壁や床を叩く」などして大きな音を出すのもおすすめです。
これも家族で一つに統一しておいた方が良いですね。

④現行犯で叱る

叱るときはタイミングも重要です。
犬の短期記憶は大変短く、1分も経過すると犬が起こした問題行動そのものを忘れてしまいます。問題行動の最中、問題行動後の10秒以内に叱るのが目安です。

例えば、仕事から帰宅後、イタズラの形跡を発見したからといって、そこで叱ったとしても犬は何で叱られているのかが分かりません。

まあさ
犬はこの様に時間が経過してから叱られても何に対して叱られているのかわからなくて混乱してしまいます。
それだけではなく、あなたが帰ってきたという事実と、叱られた事実を結び付けて、“ご主人が帰ってくると叱られる”と恐怖心を抱いてしまう可能性もあります。

⑤無視をする

遊んでほしい、お腹が空いた、散歩に行きたいなど自分の要求を伝えようと吠えたりする犬もいます。
これを『要求吠え』といいます。

この『要求吠え』に応じてしまうと“吠えると要求が通るんだな”と間違った学習をしてしまいますので注意をしてください。

無視の方法

  • 背中を向け、犬と目を合わせない
  • 名前を呼ばない
  • 触れない
  • 黙って淡々と作業をする

無視の目安は15~30分程度です。
15~30分経過したら何か命令を出してください。上手にできたら褒めてあげて無視を終わりにしましょう。

飼い主さん
甘えてくるのがかわいくて、つい相手しちゃうのがダメなのよね…
私も心を鬼にしなくちゃ!
ケガや病気が原因の場合もあります!
犬は言葉を話せないため、吠えることで身体の不調を訴える場合もあります。
特定の場所を触ろうとすると吠える、食欲がない、いつもと違う様子が見られる場合は一度体の不調を疑ってください。

⑥ちゃんとできたらちゃんと褒める

叱った後は正しい動作を教えてちゃんと褒めてあげましょう。
褒めてあげることで良いことと悪いことの区別がつきます。

そして、褒めるときは大きな声、甲高い声で大袈裟に褒めてあげてください。
大袈裟に褒めて犬が褒められていることを実感できれば次もがんばれます。

ウーモ
子供のときだけじゃなくて大人になっても毎日褒めることを忘れないでね!

⑦叱る前に一度冷静に!

犬はなぜいけないのか、なぜ叱られたのかを考えることができません。
だからこそ飼い主が冷静に状況を分析する必要があります。

もしかしたら、愛犬が起こした問題行動は、あなたが少し気を付けるだけで避けることが出来るかもしれません。

例えば、あなたのお気に入りの小物を、犬が噛んで壊してしまったとします。
普段は、おもちゃ以外のものを噛んで遊んだりしませんが、たまたま気になってしまったのでしょう。

こんな時、果たして叱る必要があるでしょうか。お気に入りの小物を、犬の手の届かないところに置くようにすればいいだけではありませんか。

このように、いつもは出来ていることなのに、たまたま何かの要因が重なって問題を起こしてしまったなら、わざわざ叱る必要はありません。

犬は叱られると、少なからずストレスを感じてしまいます。飼い主が気を付けるだけで済む問題なら、叱らない方が良いですよね。

また、飼い主のイライラは犬に伝わってしまいます。
「この人は怖い人だ」と犬に感じさせてしまっている状態では、犬との信頼関係なんて築くことはできません。

パダワン
ストレスを与えてしまうよりも、飼い主が気を付けるだけで叱らなくて済むなら叱らない方が良い…
誰かお願いです!ここだけで良いからオレの飼い主に教えてやってください!

 

やってはいけない叱り方と気をつけたいこと

①名前を呼んで叱る

名前を呼んでから叱ることはやめてください。

これは犬にとって名前を呼ばれることは楽しいことやうれしいことが起こる合図であってほしいからです。
名前を呼んで叱ると“名前=叱られる”と勘違いして認識してしまい、呼んでも近寄ってきてくれなくなります。

②体罰

罰は必要ない。

犬はなぜ叩かれたかを考えることができません。
そのため“人間の手=痛いことをするもの”と認識してしまい手を見ると攻撃するようになってしまいます。

犬の痛覚は人間の5分の1程度だと考える方もいらっしゃるようですが、それは科学的な根拠のないことです。
痛みに強いのではなく我慢をしてしまうだけです。
犬だって痛いものは痛いのです。

それでも「しつけ」と称し体罰を与える。それによって犬がキャン!と鳴く。
それは、鳴かせることによって怒りたい欲求を満たす虐待です。やめてください。

その手は叩くためにあるものではありません。
その手は愛犬を撫でたり、抱きしめてあげるためのものです。

③甲高い声で叱る

「あ~ら、〇〇ちゃん、こんなところにオシッコしちゃだめでしょ~」
甲高い声で叱ることは、犬にとっては“喜んでもらえている、褒めてもらえた”と勘違いしてしまいます

叱るときは野太く低い声です。

④狭いところへ閉じ込める

昔の漫画にありそうな「悪いことをするやつはおしおきだ!!」と物置や押し入れなどの狭くて暗い空間に閉じ込めてしまうこと。
これも犬にとってはなぜ閉じ込められているかはわからないため無駄です。

ウーモ
犬にとって一番嫌なことなんだよねこれは

⑤トイレの失敗を叱ってはいけない

トイレの失敗をしてしまったときは叱らずに、すぐ片付けましょう。

トイレの失敗を叱ってしまうと“排泄行為はいけない”と勘違いしてしまいます。
更には、排泄を我慢したり、自分の排泄物を食べてしまうようになる可能性もあります。

まあさ
徐々に成功率を上げられるようにしましょう。
多くの飼い主さんが悩まれることですよね。根気よくトレーニングしていきましょうね。
わさび
“何時にトイレ”とか生活の習慣を記録するのもいいよね☆

⑥叱り方に統一がない

例えば甘噛みされて、しっかり「ダメ!」としつけるお父さんに対し、痛くないからといって許して一緒に遊んでしまう息子さん。
といったように家族でも対応がバラバラだと犬は混乱してしまいます。

事前に家族で統一するように決めておきましょう。

パダワン
みんな違うことばっかり言いやがって!
オレだってがんばっているんだから少しは認めてくれよ!
もうがんばりたくない!ガンバリタクナイヨ!!

そもそもいつまでが子犬なの?

犬種の大きさによって子犬の定義は異なります。
小~中型犬の場合大型犬の場合で大きく分けられており
成犬体重と呼ばれる目安を超えた辺りから子犬ではなく成犬として扱われます。

小~中型犬の場合

25kg未満の犬のことを指します。
おおよそ生後4ヵ月くらいで成犬体重の半分に達し、10ヵ月くらいの時期には骨格もしっかりとして成犬体重になるのが一般的とされています。

大型犬の場合

25kg以上の犬のことを指します。
おおよそ生後5ヵ月くらいで成犬体重の半分に達し、18ヵ月くらいの時期には骨格もしっかりとして成犬体重になるのが一般的とされています。

まあさ
世間一般では生後12ヵ月くらいの時期までを“子犬期”としていることが多いみたいです。

小・中・大型犬の間をとることでそう認識されているのでしょう。

とても重要な子犬期

「三つ子の魂百まで」ということわざと同様に、犬も子犬のころのちゃんとしたしつけが成犬になっても大きく影響します。

犬は人間の10倍近いスピードで歳をとります。
“犬の生後半年=人間の子供が小学校に入学するぐらいまでの期間”であるため、子犬期のしつけが重要となります。

過ごした環境や出会い、経験が子犬の将来に大きな影響とても大きく影響する時期です。
この時期にたくさんのことを学習させてあげましょう。
しかし、良いことも悪いことも吸収するため接し方には十分に気を払う必要があります。

パダワン
オレにも子犬と呼ばれた時代があったよ。
あのころはみんながチヤホヤしてくれて楽しかったなぁ…

まとめ

子犬のしつけは怒り方が大切。そのしつけもしかしたら逆効果かも…?

  • 「怒る」と「叱る」は根本が違う。叱るときは正しい行動まで教える
  • 上手な叱り方とはアメとムチ(褒めると叱る)を使い分けること
  • 体罰を与える叱り方をしてはいけない
  • 子犬期はたくさんの経験をするのに最も大切な時期

今回は、子犬に対するしつけや怒り方についてご紹介させていただきました。

犬のしつけは大事ですが、犬を擬人化しすぎないように気をつけなければなりませんね。
基本的に犬は人間と違って“なぜ”を考えることができません。
だからこそ飼い主が良く観察をして見極める必要がありますね。

そしてできる限り叱らなくて良い状況、失敗させない状況を作ってあげてたくさん褒めてあげましょう。
犬がなによりうれしいのは、飼い主さんが喜ぶことですからね!

最後までご覧いただきありがとうございました。

パダワン
正しい方法で愛犬と始めるグッドライフ…
ドッグなだけにグッドなライフってか!!!!!!!
なんつってー!
カメマルさん
パダワンよ、君はがんばりすぎだ。少し休もうか。
今度ゆっくりお話ししような

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ABOUTこの記事をかいた人

駆け出しペットショップ店員まあさ

駆け出しペットショップ店員のまあさです。小さい頃から動物が大好きで、物心ついたときには、自分のペットショップを開くことが夢でした。社会人になって2年目のいま、夢を叶えるために毎日奮闘しています。このサイトでは、私が日々の勉強で培った知識を、「ペットを飼いたいと思っている方」や「ペットとの生活をより良くしたいと思っている方」に向けて、お話させていただきます。